第113回 パラオレポート
楽園!
皆皆様、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
少しずつ気温も上がり、蒸す時期になりますね(>_<)
パラオは通年で平均気温が約28℃、平均湿度が約75%以上!
赤道に近い国ではありますが、周りを海で囲まれているので
「暑苦しいぃー!!過ごしにくいぃー!!」
という感じはしないので、きっと潮風のお陰なのだと思います。
DolphinBayは屋外の施設なので、とても過ごしやすいです♪
そんなBayにお客様が来られなくなり、数か月…
最近は珍しいことが度々、起こるようになりました。
それは、鳥の楽園化に⁉⁉
Bayはロックアイランド(石灰岩で形成された島)に囲まれた場所にあります。
ですので、島に生息する野鳥は普段からよく観察できていました。
ただ、野生の鳥なのであまり近くに来る事はとても珍しかったです。
ここ3ヶ月くらいでちょっと様子が変わって来ました。
アジサシが数十羽の群れでイルカのプールまで小魚を追って飛来したり、キバタンも近くの木に群れで移ったり
ナンヨウショウビンとハシブトゴイが縄張り争いをトレーナーの目の前で繰り広げたり、アナツバメもよく見かけます。
警戒心の強いアオバト(パラオの国鳥でビーブと呼ばれています)もすぐ近くに巣を作ったりと…
とても不思議な空間になりつつあります。
飛行機が戻り、また以前のようにお客様が来られる日が来るまで
今はそっとしておきたいと思います。
マックルグ~
※アジサシ:カモメ科 体調約30cmほど。パラオでは空の魚群探知機!アジサシの群れを追って釣りに出かけます。
※キバタン:オウム科 体調約50cmほど。 長命なのでパラオでは親子3世代に渡り飼っている方も。
※ナンヨウショウビン:カワセミ科 体長約20cmほど。木の枝から海にダイブして魚を捕まえます。
※ハシブトゴイ:サギ科 体調約60cmほど。 狩りが苦手なのか、ベイでは桟橋の上で魚が来るのをずっと待っています。
※パラオアナツバメ:アマツバメ科 体調約10cmほど。パラオの固有種です。
※アオバト:ハト科 体調約30cmほど。とてもカラフルで綺麗なこともあり、国民投票でパラオの国鳥に指定されました。